アラフォーバツイチ子持ち男の婚活奮闘記

アラフォーバツイチ子持ち男の婚活奮闘記

婚活に圧倒的に不利と言われる悪条件を持った男の記録です

二兎を追う者は一兎をも得ず

ひなちゃんとのやり取りはのんびりとしているものの、朝1回、夜数回とちょうど良い感じで進んでいた。

 

「としおさん、お疲れさまです。今日は仕事終わりに近くのカフェへ友達と行ってきましたよー。何回か行ってるトコだけど美味しいし、楽しかった!としおさんは今日どうでしたかー?」

 

「ひなちゃん、お疲れさまです。友達とカフェへ行ったんだね。楽しかったなら何より☆どんなところか興味ありますよ^^私のほうは仕事で隣の〇〇市まで行ったりで、ドライブを楽しんだ1日でした(笑)ドライブとか好きですか?」

 

うーん、いい感じだ。気を良くし、かれこれ4日間返事がない愛ちゃんへ再度メッセージを送ることにした。

 

「愛ちゃん、こんばんは。忙しいかな?もしLINEに抵抗があるなら、このままOmiaiでやり取りしても全然OKだよ。急にLINEのこと聞いちゃってごめんね。」

 

相手から返事がないのに連続でメッセージを送ることは追撃といって良くないみたい。それでもなんかもやもやしていたし、ひなちゃんと順調にいっているからどうなってもいいや!みたいな勢いで送ってしまった。

 

それからまたひなちゃんからLINEがきた。ひなちゃんのホーム画面が見慣れないアニメ?の絵だったので、聞いてみた。

 

「これはエウレカセブンですよ。ご存じないですか?面白いですよー。」

 

アニメもホント幅広くていろんな種類があるから、全然分からなかった。最近のは全然知らないなんて、いかにも年寄りの発言みたいで言えない。まあいずれバレるんだろうけどと思いつつ、無難に返事をしておく。

 

しばらくして通知がきた。LINEではない。それはOmiaiだった。誰かいいね押してくれたのかなーと携帯を見てみると・・・まさかの愛ちゃんからだった!一気にテンションが上がりすぐさまログインする。

 

「返事遅くなっちゃってすみませんでした(汗)LINE全然OKです!むしろLINEのほうがいいです。登録しますね。」

これまた青天の霹靂、嬉しい誤算だ。

 

絶対嫌われたんだと思っていただけに、テンションは最高潮に↑

「としおさんですか?愛です、よろしくお願いします。」

「はい、としおです!こちらでも気軽にやり取りしましょう。よろしくね^^」

 

二兎を追う者は一兎をも得ずというが、まさかの展開になってきた。婚活は長い期間かかるとネットで見かけるけど、すぐに終わるかもしれない!?そんな妄想を広げながらやりとりは続いたのだった。

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