目前に迫った遊園地デート
「そういえば子供たちのことって何て呼べばいいかな?普通に君付けでいい?」
「はい、それで大丈夫です(`・ω・´)b としおくんのことはとしおくんって呼ばせてます(笑)2人とも楽しみにしてますよ。」
ゆうちゃんが上手いこと子供たちに言い聞かせてくれているようだ。実はこれまでのやり取りでも、子供の名前のことを聞いたりしていた。流れで由来まで聞いてしまったけど、今考えるとちょっと切ないかな。
「当日だけど結構遠いし、早めに出発でも大丈夫かな?こっちは何時でも大丈夫なので、ゆうちゃん達の都合を教えてください!」
「私も思ってました^^ それなら7時30分でどうでしょう?としおくんにこっちまで来てもらわないといけないですし、ちょっと早いですか?💦」
「いや、問題ないよ☆じゃあ7時30分に着くように行くね。えっと、市営住宅へ行けば分かるかな?」
「ありがとうございます!m(__)m ちょっと分かりにくいと思いますので、近くまできたら電話ください。あと少しですね^^」
そう、デート日まであと数日に迫っていた。長かったようで短かった2週間。ゆうちゃんと会えるのも約1ヵ月ぶりだし、子供たちは初めて。不思議と緊張はなかった。変に構えても仕方ないし、自然体で行こう!
デート前日まで同じようにやり取りをして過ごし、いよいよデート当日を迎える。婚活イベントを含めれば会うのは3回目。子供たちと仲良く遊ぶことを最優先とは思いつつも、どこかで何かしらの進展を求めている自分もいた。