地元婚活イベント③~グループ別合コン③~
【2店舗目】
1店舗目は先に女性陣が店に入っていたが、2店舗目からは同時に移動となるため、先程のような座席での失敗はしたくない。次の店舗も似たようなカウンター席だったが、女性陣と同時に入店したため、すぐさまメンバーを確認する。
いた!Gさんだ!婚活の場で遠慮していてはいけない、そう思ってすぐさまGさんの隣の席を確保する。Gさんは改めてみても可愛らしい印象だ。まずはそれぞれがドリンクを注文していく。
そして店主が料理を提供してくれ、さあ話すぞ!と思ったら・・・何やらGさんと店主が話し始める。最初は軽い雑談かな?と思って聞いていると、話がどんどん盛り上がっていき、どうやら2人が知り合いということが分かった。
そしてGさんはこの店へよく来ているらしい。しかしあくまでここは婚活の場、Gさんもそのつもりできているのだからと思い軽く話を振ったりするものの、一言二言でかわされてしまう。それどころか店主とばかり話している。何なんだ、一体。
その店主も気を遣わず、他のお客さんそっちのけでGさんとばかり話していた。他のメンバーはそれぞれで話しているのも見受けられたが、場の中心となっていたのはGさんと店主の会話だった。
もどかしい時間はあっという間に過ぎていき、まともに話すことも無く終了の時間となってしまった。難しい、どうしたら良いのだろうか?残りは4店舗、なんとか巻き返しを図らねば・・・
まだ気になっている女性は5人もいる。決意を新たに3店舗目へと向かった。