デート前のやり取り
デートの日が決まると、今度はデートの場所が重要になってくる。愛ちゃんとは同じ県内に住んでいるとはいえ、結構離れた市に住んでいるため、どこへ行くか?という問題がまず出てきた。
相手はなにせ20歳の子だ。これまでのやり取りで趣味嗜好は多少分かってきたつもりではあるが、世代間ギャップは確実にあるだろう。若い子が好きそうな場所、そういったところも考慮に入れなければならない。
そんなこんなでネットで検索を繰り返していた。
初めから変わったところへ行くのは博打になるので、考えに考えた末、定番中の定番であろう水族館へ行くことに決めた!スケジュールを考えるのは得意なので、その後のご飯を食べる場所や行く場所もどんどんピックアップしていく。
そして時間も大体で決めてみた。そして愛ちゃんへ連絡する。
「愛ちゃんこんにちは^^行く場所だけど、当日のお楽しみってことで楽しみにしておいてね。時間は10時頃に集合して、昼ご飯を食べて、夕方頃には解散って感じでどうでしょう?最初だし気楽に楽しもう!」
気分は勝手に恋人気分だ。
しばらくして愛ちゃんから返信があった。
「としおさん今日もお疲れさまです。どこに行くんだろー?楽しみにしてますね♬時間もそれでいいですよ。お気遣いありがとうございます!」
その後も集合場所を決めたり、いつもの他愛のないやり取りを続けた。電車では融通が利かないので、マイカーでのデートとなった。いきなりドライブデートができるとはこちらとしてはかなり嬉しい^^
いよいよデートまであと1週間に迫ったある日、愛ちゃんから連絡がきた。
「としおさん、来週ですけど、仕事で都合悪くなっちゃいました(汗)その次の週の〇日日曜日でもいいですか?なんか、ごめんねm(__)m」