デート前日
・・・一瞬嫌な汗が出た。ここにきてドタキャンを食らうかと思ったが、救いだったのが代替日をしっかりと提示してくれたこと。これが無かったら一気にどん底へと突き落とされていただろう。
この辺りも愛ちゃんを信頼してるところだし好感が持てるところだった。
「あらら、そうなんだ!それは残念です・・・が、仕事なら仕方ないね。全然気にしなくていいよ☆じゃあ次の週の〇日日曜日によろしくね。スケジュールは同じ感じで!」
「ありがとうございます!じゃあ〇日よろしくです♬この日は絶対大丈夫なので!」
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そして順調に時は進み、ついに前日の土曜日までこぎつけた。特に準備するものはないので、後はスケジュール通りに実行するだけ。一番大事なのは心の準備かもしれない。いよいよ明日となるとドキドキしてきた。
「いよいよ明日だね。10時に〇〇で待ってるので、着いたら教えてね。車は▲▲で色は☆☆なので分かるかも。天気も良さそうだし、愛ちゃんに会えるのが待ち遠しいな」
「ついにですね~!私もとしおさんと会えるの楽しみですよ。車のことあんまり詳しくないので、着いたら連絡入れます。ドコへ行くのかなー??よろしくお願いします!」
さあ、いよいよ明日☆どんなデートになるのかな*^-^*
胸の鼓動を抑えつつ、布団に入ったのだった。