アラフォーバツイチ子持ち男の婚活奮闘記

アラフォーバツイチ子持ち男の婚活奮闘記

婚活に圧倒的に不利と言われる悪条件を持った男の記録です

愛ちゃん

すぐさま返信がきた。やっぱり電話には出たくなかったようだ。

「腕を掴まれたことが怖かったです。他は気にしていません。」

そうか、あれがいけなかったのか。

 

しかし帰り道の沈黙といい、真意が分からないというのが正直な感想だった。

 

「怖い思いさせてゴメンね。もう一度ちゃんと会って話したいので、どこかでお話する機会をください!連絡待ってるね。」

 

・・・ところがこの日、返信は無かった。

 

次の日もずっと連絡はなく、仕事もはかどらなかった。しかしこちらとしてはもうどうすることもできないので、ただただ待つ。そして夜、ラインがきた。やっときたかと安堵する一方、どこかで諦めに似た境地で携帯を見る。

 

「としおさん、やっぱりごめんなさい。」

 

覚悟はしていたが、やはり悲しかった。焦燥感や悲壮感は昨日通り越したため、今日は単に結果を受け止めるだけだった。

 

あの「腕を掴む」という行為が無かったら?とも考えたが、遅かれ早かれ上手くいかなかったように思える。いや、そう自分に言い聞かせているだけなのかもしれない。

 

とはいえ自分の性格上、キチンと返さないと気が済まないので、返信をした。内容はこれまでのお礼と、怖い思いをさせた謝罪。当然、この後返信は無かった。

 

複雑だったが、前を向いて進まなければならない。一つキリをつけて、今回の経験を糧にしなければ。久々の恋愛を噛みしめながら、こんなんだったな~と思い浮かべ苦笑いしてしまう。

 

さあ、また次への一歩を踏み出そう!

そうしてまた一から婚活を開始するのだった。

にほんブログ村 恋愛ブログ 40代男性 婚活・結婚活動(本人)へ にほんブログ村 恋愛ブログ 再婚活・再婚活動(本人)へ にほんブログ村 恋愛ブログ バツイチの恋愛へ