デート後のLINEの反応
なかなか寝付けなかった。それでも横になるだけでも違うと思い、悶々と布団の中で過ごした。身体は疲れていたのか、いつの間にか眠ってしまっていた。しかし寝起きは最悪だ。無理矢理身体を起こし、恐る恐る携帯の電源を入れる。
・
・
・
きてた!
愛ちゃんからラインがきていた。
「昨日はありがとうございました。また連絡します。」
嬉しかった感情も、一瞬にしてしぼんでいく。たったこれだけか。
それからというもの、状況は一変してしまった。今まで無かったような出来事が起こってくる。まず、既読スルーがちょくちょくあった。
情けないながらも愛ちゃんのことで頭がいっぱいになっていたため、しばらく時間を置いてからまたラインをしてしまう。すぐに送るのはダメだと分かっていても、ある程度の時間が経つと我慢できなくなる。
幸いにも、大体2通目を送った段階では返信があった。ところがその内容というのも、あっさりしていたり、一言が多くなっていた。