デート場所が決まる
大人になってから一日一日がとても早く感じるが、ゆうちゃんと会える日が来週から再来週になったというだけで、とても長く感じてしまう。まだそんなに先なのか。
子供の頃は毎日が新鮮で、楽しみがいくつもあったからこそ、このような気持ちでいられたのかな。だとしたら長く感じるということは良いことだ、そう思うとあと2週間という日も、楽しく過ごすことができそうな気がしてくる。
夜にゆうちゃんからメッセージが入った。
「せっかくですし、遊園地なんてどうですか?○○だったら私がとしおくんの家まで行きますし、××なら私の家まできてもらっていいですか?意見聞かせてくださいね☆」
遊園地!もうすっかり行ってないし、遊園地なら子供たちとも一緒に楽しめそうだ。それに道中は車で行くから、車内でおしゃべりを楽しむこともできる。うん、この提案はありがたい。
「遊園地いいね!じゃあせっかくの機会だし、××へ行こうよ^^ ××へは行ったことがないので、個人的にも行ってみたいです(笑) 楽しみにしてるね~」
よし、行く場所も決まった!さすがにこうなればキャンセルということもないだろう。ゆうちゃんや子供たちと遊園地で遊ぶ様子を妄想しながら、一日一日を楽しく過ごしていった。