アラフォーバツイチ子持ち男の婚活奮闘記

アラフォーバツイチ子持ち男の婚活奮闘記

婚活に圧倒的に不利と言われる悪条件を持った男の記録です

静かな車内と騒がしい脳内

 

とはいえ道中は長い。どうだろう?遊園地と家の中間点くらいに差し掛かった頃には日もすっかり落ちて、辺りは暗くなりかけていた。子供たちも疲れたのか、れんくんは夢の中、ひなたくんも静かになっている。

 

私自身もドッと疲れがでてきていたものの、ゆうちゃんは運転をしてくれているからもっと疲れているはずだ。

 

ところどころ会話を交わしていたが、運転席と後部席ということもあって若干話しにくさもあり、かえって運転に集中できないんじゃないか?と思い、途中からは静かな時間が続いた。

 

車内はゆうちゃんお気に入りの音楽が鳴り響いている。私の脳内は・・・再度葛藤が始まっていた。どうする?どうする?

 

そんなことを考えているとあっという間に時間は過ぎていき、ゆうちゃんたち在住の街まで戻ってきた。少し疲れが見えるゆうちゃん。

 

「運転お疲れさま、ありがとね。夕ご飯食べに行こっか?」

「いえいえ、大丈夫ですよ。そうですね、何か食べたいものありますか?」

 

「俺は何でもいいよ。子供たちが食べたいもので。」

「分かりました。でしたらよく行くところがあるのでそこへ行きましょう!」

 

そうしてゆうちゃん達行きつけ?のお店へ連れていってもらった。

 

・・・ところが、時間帯もあってか運悪く満席。

「結構待っちゃうみたいです。違うとこにしましょうか?」

「そうだね、残念だけどまたの機会にしよう!」

 

「ファミレスとかでいいですか?」

「うん、OKだよ」

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