お腹も満たされ後は帰るだけ?
ファミレスは子供がいる家族には特に利用しやすく、むしろこちらとしては大歓迎だった。ゆうちゃんもよく利用しているみたいで、慣れた感じで店まで辿り着く。すぐに座席に着くことができて子供たちも嬉しそうにメニューを眺めていた。
テキパキとメニューを決めて2人の子供の面倒を見て・・・さすがだな、と感心しつつ、店員に注文とクーポンの利用を申し出ているゆうちゃん。
「あの・・・クーポン使ったりしてるの嫌ですか?」
「えっ?全然そんなことないよ。むしろ利用できるものはしたほうがいいし。」
「良かった~!中には気にする人いるじゃないですか。」
男女だとその逆のパターンを見聞きすることがよくある。デートでクーポンを使うのが貧乏くさいとか、幻滅するという人がそれなりにいるようだ。ゆうちゃんも少し気にしていた様子だったが、私の言葉を聞いて安心している様子がうかがえた。
4人で食事を楽しんでいると、ゆうちゃんの地元ということもあってか、ゆうちゃんの知り合いがいたようで話しかけられたりしていた。
もちろんその会話からは聞き取れなかったけど、私の存在はどういう風に映っていただろう?地元ということは、きっと元の旦那さんのことを知っているだろうし^^;;
食事を終えた頃には20時前後になっていた。今日は朝早かったこともあり、4人ともお腹も満たされてお疲れモード。さあ、後は帰るだけだ。この後はゆうちゃんの家へ行って、そこでお別れして自宅へ帰るだけ。
・
・
・
「いいのか?それで。」