アラフォーバツイチ子持ち男の婚活奮闘記

アラフォーバツイチ子持ち男の婚活奮闘記

婚活に圧倒的に不利と言われる悪条件を持った男の記録です

好きなタイプ

一方ひなちゃんとも順調にやり取りは続いている。そんな中、急にこんなメッセージが届いて驚いた。

 

「としおさんってどんな人がタイプですか?芸能人に例えるなら誰でしょう?教えてください!( *´艸`)」

 

ひなちゃんは直球だ。Pairsの時から直球だったが、また先手を打たれた感じだ。

 

「うーん、芸能人では特にいないかな。タイプは明るくて一緒にいて楽しい人ですね。月並みだけど、同じ趣味とか楽しめたら最高だと思います。ひなちゃんは好きな芸能人とかタイプありますか?」

 

こっちは少し固くなってしまったが、好きな芸能人は本当にいなくて困った。嘘ついても仕方ないし、正直に返しておいた。

 

「そうなんですね。趣味合ったら楽しいかも。私は・・・実は加藤諒くんが好きなんです。妹から馬鹿にされるんですけど、良くないですか?私って変ですかね?」

 

加藤涼、加藤涼・・・確かあの人だとは思ったが、確証を得られなかったので検索してみる。・・・やっぱりあの加藤涼だ。コメントに困ってしまう。どう見てもイケメンではない。ここは無難に返しておこう。気を悪くしないように・・・

 

「へー!加藤涼が好きなんだ!確かに性格良さそうだし、見た目もキリっとしてますよね。まあ好みは人それぞれですから、妹さんとはタイプが違ったんでしょう^^」

 

すると間もなくしてまたメッセージがきた。

 

「そう言ってくれて嬉しいです。ところでとしおさん、こないだも言ったんですけど、お会いすることって考えてくれてます?」

 

しまった。2回も相手から言わせてしまった。積極的な女の子に慣れていないため、ついつい先延ばしにしてしまっていた。

 

しかしこれには理由もある。ひなちゃんの顔を知らないのだ。やはり顔を知らない人と会うのには抵抗がある。LINEの画像も足を写しただけのもので、ホーム画面は例のエウレカセブン

 

ここは頃合いだろうと、聞くことにした。

 

「もちろんだよ、やり取りしてて楽しいし会いたいと思ってます!でもやっぱり顔を知らない人と会うのには抵抗があるので、顔写真を送ってくれませんか?」

 

ここから急展開があるとはこの時は知らなかった。

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