愛ちゃんとデート⑤
ラーメンは私も大好きで、一時期各所のラーメン巡りをしたほどだった。その中でもこの○○市の中で一番美味しいであろう店へ連れて行った。喜んでくれるかな?自信はあるけれど、好みは人によって違うから少し心配。
混雑具合はピーク時に比べればマシだったが、それでも待っている人がいるくらい繁盛していた。店はそこまで大きくないので、外にも椅子が置いてありそこに座ることに。さて一緒に座ろう、と思ったら・・・
「結構待ちますかね?暑いので私、車の中で待っててもいいですか?」
・
・
・
ここでまさかの提案(;゚д゚) 確かに時期的には夏なので暑かった。しくったかと思いつつも、もう後戻りはできない。
「中入ったらすぐだから、そんなに待たなくていいはずだよ。順番来たら呼びに行くから、車の中で待ってて。」
ここで狼狽える姿を見せては年上の男として恥ずかしいので、事も無げに言ってみる。
待つこと10分、店員に呼ばれたので愛ちゃんを呼びに行く。店内は涼しくて快適だった。
「ここはオススメなんですかー?」
「ラーメンもつけ麺も美味しいけど、ラーメンがオススメかな。スープは選べないけど、特製にするといろいろついてくるからお腹減ってれば一押しかな。」
愛ちゃんも結構お腹が減っていたようなので、2人とも特製ラーメンを注文した。