悶々とした日々
とても不健全な状態で日々を過ごしていた。待っててこないのはつらい、既読スルーになるのはもっとつらい。いっそのこと、はっきりしてほしかった。
そんなことを思いつつも、こちらからそんなことを聞くことはできなかった。いや、どこかで期待していたんだろう。次回のデート日の連絡を。
この時期はいけないとは思いつつも、愛ちゃんのことで頭がいっぱいで、他のことにも支障がでてきていた。それでもネットでいろいろと調べてしまう。
「既読スルーは駆け引きのサイン」
「敢えて何もせずに数日放置してみるのもアリ」
「こちらから強引に予定を決めるべし」
「もうあなたには興味はないでしょう」
・・・千差万別の意見が飛び交っており、余計に頭が混乱してしまう。一喜一憂する日々を過ごしていた。何かにすがりたかったんだろう、自分に都合の良い情報を拾っていった。
当然、PairsやOmiaiを起動する気にもなれない。もう有料会員でもないし、ずっと放置していた。愛ちゃんから一向に予定の連絡がないまま時は流れ、早や3週間が経過していた。そんなとき、急展開がやってくる!