アラフォーバツイチ子持ち男の婚活奮闘記

アラフォーバツイチ子持ち男の婚活奮闘記

婚活に圧倒的に不利と言われる悪条件を持った男の記録です

強引に押してみる

このままじゃ埒が明かないと思い、意を決してラインした。

 

「愛ちゃん、お疲れさまです。忙しいと思うけど、来月の〇日か△日はどうかな?今度は軽く飲みに行きましょう。少しの時間でいいので^^」

 

そして相手の出方を待つことにする。

 

ちょうど昼食を上司と食べていた時に携帯が鳴った。早く見たい衝動に駆られながらも、上司との食事を楽しむ。食事を終えて店を出るとすぐに、携帯をチェックした。愛ちゃんからだ!

 

「お疲れさまです。うーん、それなら△日のほうがいいかな。でも私、あんまり飲めませんよ?」

 

これは今までと違って好感触だ。

 

思わずテンションが上がっていると、上司が話しかけてきた。

 

「としおくん、どうした?なんか嬉しそうな顔してるけど?」

「いや、はい、気になってる子とデートの約束が取り付けられたので・・・」

「おっ、やったな!いいな~青春!」

 

浮かれて思わず表情に出てしまっていたようでお恥ずかしい。

 

しばらく間をおいて、次のように返信した。

「じゃあ△日にしよう!飲めなくても大丈夫だよ。お店とかはまた任せて。」

 

若干強引のような気もしたが、これはネットで調べた方法を実践した結果で、相手への質問は「どうしよう?」ではなく、「どちらか2択」にするべきとあったので、これが上手くいった格好だった。

 

そんな調子で昼からは仕事に打ち込みつつも、次のデートのことをあれこれ考えていた。今度はゆっくりと話ができるといいな。

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