デートに誘う
何回かのやり取りを経て、次回のデートに誘ってみた。
「お疲れさまです^^ 次会うのだけど、良かったらゆっくり話しませんか?めぐちゃんお酒好きって言ってたし、良かったら飲みに行こう!お店選びは任せて☆」
「今日もお疲れさまでした。いいですね、ぜひ飲みに行きましょう(^O^) 任せちゃっていいですか?」
めぐちゃんと次に休みが重なるのは2週間後の土曜日だった。そうと決まれば早速お店を予約しなくては。
気合を入れてお店選びを始める。雑誌を見たりネットを調べたりしながら候補を絞っていくが、譲れない条件は個室があるところ。ゆっくり話すにはやっぱり個室がいい。大事な話もしなくてはならない。
しかし意外と条件に合う店は少なく、都会ならこんな悩みはないんだろうな、と思う。
1つ少し高そうだけど良いところがあったので、さっそく電話をしてみた。
「もしもし、2週間後の土曜日19時から予約できますか?」
「確認します、お待ちください。・・・はい、カウンターならご案内できます。」
カ、カウンターか。うーん、やっぱり困る。
「個室は空いてませんか?」
「申し訳ございません。個室は満室になっておりまして。」
せっかくいいところを見つけたのに残念・・・2週間前ではやはり遅いか。