アラフォーバツイチ子持ち男の婚活奮闘記

アラフォーバツイチ子持ち男の婚活奮闘記

婚活に圧倒的に不利と言われる悪条件を持った男の記録です

ゆうちゃんとカフェデート⑥

「そっか、ゆうちゃんもそうだったんだ。まあ本当は抱え込まずに言ったほうがいいから喧嘩することも大事だと思う。離婚してどれくらいになるの?今は会ったりしてる?」

 

「大体1年くらいです。子供たちがいるので、たまには会わせていますね。私は会わないんですけど(笑)家は元々住んでたトコに相手が住んでて、私たちは市営住宅に住んでます。狭いですけど慣れちゃうもんですね。」

 

届いた二杯目の珈琲を飲みながら、ゆうちゃんの話を聞く。大変ながらもしっかりと、そして前向きに生きている様子が窺えた。

 

「子供たちにとっては父親だもんね。結構大きいし子供も完全に分かってるだろうし。俺は県外に住んでいることもあってもう会ってないんだ。今は市営住宅に住んでるんだね。」

 

この後もいろいろと話をした。お互いのことをたくさん話せたと思う。婚活イベントのときは上っ面の部分しか話ができなかったし、LINEでのやり取りでもお互い手探りのような状態だった。

 

しかしこうやってお互いが顔を突き合わせて話をすると、次々に聞きたいこと話したいことが交わされる。特に離婚のことを話し合えたのは良かったかな。

 

ここから先のことはまだ話す段階ではないと思い触れなかった。まずは子供たちと会うことが先決であろう。そうこうしているとあっという間に時間が過ぎていた。

 

「・・・あっ!としおくん、もうこんな時間です!お仕事のほう大丈夫ですか?」

時計を見ると、既に2時間が経過していた。

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