アラフォーバツイチ子持ち男の婚活奮闘記

アラフォーバツイチ子持ち男の婚活奮闘記

婚活に圧倒的に不利と言われる悪条件を持った男の記録です

告白、その結果

ついに言った。これまで婚活を続けてきて何人かの女性と会ってきたが、告白をしたのは今回が初めてだった。それくらい、ゆうちゃんのことが気になっていたし、子供たちを含めて真剣に付き合いたいと思っていた。

 

自分の発した言葉が脳内にこだまする。そしてそこには期待の返事を待つ自分がいるのみだ。ゆうちゃんは驚いた表情のような、この状況を予測していたかのような、どちらともとれる表情を浮かべていた。

 

少し考えるようなそぶりを見せたが、すぐに私の眼を見つめ返し、言葉を発した。

 

 

「少し考えさせてください。」

 

 

不安を払拭して期待のみに包まれていた私の脳内は、この言葉をすぐには受け入れられなかった。そして【期待】という二文字は、ガラガラと崩れ去っていく

 

そして一瞬の時間の間に脳内では様々な想いが交錯していた。

 

「ああ、ダメか・・・」

「まだ解放されないのか・・・」

「上手くいかないな。なんでだろう?」

 

そして落胆しながら口をついて出た言葉は、

 

「そっか・・・分かった。」

 

だった。

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