姉に相談してみる
この感謝をゆうちゃんにも伝えたい、そう思ってこちらもLINEを打つ。
「こちらこそ昨日はありがとう!長距離運転本当にありがとね。子供たちにも初めて会えて嬉しかったし、いい子たちで感心しました。あと、ひなたくんからもらったお菓子食べてみたよ。美味しかった、ありがとうと伝えておいてね^^」
・
・
・
今日は姉が昼からこちらへくるということだったので、せっかくだしこの話をしてみようと思った。私の離婚のことで随分と心配をかけたし、心強い味方。どんな反応をするだろうか?
姉はいつもと変わらない様子でやってきて、いつものように会話をした。子供の頃から変わらないこの空気感、落ち着くな~。大人になってからも姉弟の仲が良いというのはとてもありがたいことだ。
そんな会話の最中に、この話をしてみることにする。
「姉ちゃん、ちょっと聞いてもらっていい?」
「ん?なになに?どうしたの、改まって。」
少し空気が変わったのだろうか、姉も何かを察したようだ。
「実はさ、最近気になっている人がいて。昨日も実はデートしてきたんだ。」
「え?そうなの?びっくり~全然そんな素振りないから気付かなかったよ。どこの人なの?」
「××市の人。年齢は29歳なんだけど、実は子供が2人いるんだ。」
「子供2人もいるの!?そっちが気になっちゃう!29歳なのに2人か~子供は何歳なの?まあ××市なら隣だし、近いよね。」
「子供は6歳と3歳で2人とも男の子。昨日初めて会ったんだけど良い子たちだったよ。悪ガキって感じでは無かった(笑)」
「なるほど。若くして産んだんだね。うーん、正直まだ何とも言えないけど、としおも離婚のことがあったわけだし・・・ただ言えるのは、としおの気持ち次第だよね。とりえあず付き合ってみないと分からないこともあるしさ。」